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Design① 人生は設計できない、でも航路は引ける

目次

最初に、はっきりさせておきたいこと

人生は、設計できない。

ここで言う「設計できない」というのは、
努力すれば思い通りになる、計画すれば失敗しない、という意味での設計ができない、ということだ。

環境は変わる。
人は変わる。
自分の価値観も、体調も、置かれる状況も揺れる。

どれだけ考えても、結果そのものをコントロールすることはできない。
この前提を無視して人生を設計しようとすると、だいたい途中で苦しくなる。


それでも、人は場当たりでは生きられない

一方で、こうも思う。

「どう転ぶかは分からないけど、
毎回その場の勢いや成り行きだけで決め続けるのは、さすがに不安だ」

これは支配欲でも、完璧主義でもない。
とても自然な感覚だと思う。

人生は不確実でも、
完全に行き当たりばったりで進むには、あまりにも長く、重い。


荒波の大海原と、航路の話

人生を、荒波の立つ大海原にたとえてみる。

天候も、潮の流れも、こちらでは決められない。
突然の嵐もあれば、思わぬ追い風もある。
波を止めることも、風向きを固定することもできない。

それでも、
・どの海域を進むか
・何を避けたいか
・どこを目指しているか

は、事前に決めておくことができる。

この「航路」を引いておくこと。
それが、このブログで言う Design(設計) だ。


このブログで言う「設計」とは何か

改めて定義する。

このブログで言う設計とは、
人生の結果を決めることではない。

・迷わなくなるわけでもない
・不安が消えるわけでもない
・失敗しなくなるわけでもない

設計がやるのは、ただ一つ。

判断が、その場の状況だけに引きずられ続けるのを防ぐこと。

どんな状況でも、
「自分は何を基準に舵を切るのか」
に立ち戻れる状態をつくることだ。


なぜ、Designというレイヤーが必要なのか

放っておくと、人生は「今日を回すだけ」になる。

目の前の仕事。
差し迫った予定。
直近の評価や数字。

それ自体は間違っていない。むしろ合理的だ。
ただ、それが続くと、

・どこに向かっているのか分からなくなる
・進んでいるはずなのに納得感が持てなくなる
・判断の基準が、その都度ブレ始める

Designは、これを防ぐためにある。

人生をコントロールするためではない。
人生を、ちゃんと扱い続けるための視点だ。


このカテゴリで扱うこと

Designカテゴリでは、次のようなことを扱っていく。

・なぜ人は、意図せず場当たりになってしまうのか
・人生をどう分けて考えると、判断しやすくなるのか
・不確実な未来に対して、どう航路を引いておくのか

万能な答えは出さない。
あるのは、荒波の中でも自分の舵を握り続けるための考え方だけだ。


結び

人生は、設計できない。
でも、航路は引ける。

この前提に立てるかどうかで、
この先の判断の質は、大きく変わる。 次の記事では、
なぜ人生を「設計する」という発想が必要なのか
その理由を、もう一段だけ掘り下げていく。

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